大切なお知らせ
アーティストのブログみたいなタイトルにしてみました。一度使いたかったのです。ごめんなさい。
この度、2014年5月に入社し勤めてきたモンスター・ラボを2019年1月末にて退職し2月よりChatwork株式会社へ転職しました。 これまでの振り返りも兼ねて書いていきます。
モンスター・ラボでは何をしていた?
4年8ヶ月過ごしたモンスター・ラボでは、主にRFPを元にAWS上でどう実現するかインフラアーキテクチャを提案・設計・構築・運用をしていました。 インフラアーキテクチャではInfrastructure as Codeを実現するために各種ツールを駆使してインフラ構築・運用していました。
業務は、このような内容を行っていました。
- お客様からRFPを頂きそのRFPからAWS上でのシステム実現方法と非機能要件を満たすためのアーキテクチャを提案 をプレゼン
- そのアーキテクチャを設計から構築・運用まで担当
- 10名程度を束ねるチーム長を担当し、プロジェクトではインフラコードをGitHubを使ってPullRequestベースで設計し実装・レビュー
- 海外のグループ拠点をまたいでプロジェクトを遂行
- 現在の組織の課題解決に積極的に取り組む(効率化・標準化のためのツール作成やセキュリティ対策など)
- 最新技術のキャッチアップのため定期勉強会を社内で開催
業種は様々でWebアプリケーションやモバイルアプリなど携わってきました。 少ないながら各種メディアにも露出したり、セミナーなどで登壇するなどいろいろ経験させてもらいました。
モンスター・ラボへの面接時以下の3点を伝えました。
- 鹿児島から関東・関西に引越しするつもりはない
- 岩手(出身)=>宮城(学生)=>東京(新卒から数年)=>鹿児島(イマココ)
- リモートワークって働き方があるらしいからそれで働きたい
- これまでは会社勤めしていた
- 仕事の状況によって出社はするよ
- インフラ業務経験は浅いけどインフラエンジニアやりたい
- 前職では主に業務系サーバサイドエンジニアで少しだけオンプレミスのサーバ管理者の経験あり
転職時にこのような条件受け入れてくれる企業はこの会社以外はありませんでした。 この会社に出会えて一緒に働けて幸せでした。
最近、APNスタンダードコンサルティングパートナーに認定されて非常に嬉しく思います。
どうして転職したの?
昨年の夏、ふとこれまでの自分のキャリアを振り返ることがありました。
すると、これまで新卒で中小SIerに入社し各プロジェクトの現場へ出向し従事するということを数年行い、鹿児島に移住してからもその働き方は同じでした。 モンスター・ラボでは受託開発をメインで行う部署に配属されました。
それでもこれまでは良かったと思います。 自分がやりたいことと仕事内容が一致していたので不満はありませんでした。
私には2人の子供がいますが、いずれ物心ついてきて「お父さんは何のお仕事してるの?」というような質問をしてきた時、簡単に説明できる言葉が思いつかないなと思いました。ちゃんと伝えようとすると説明が長くなりそうな気がしました。
そうなんです、私のキャリアはすべてクライアントのものを作っていて自分の会社のものではなかったのです。
これを考えたときに私の中で転職意識が芽生え始め、Webサービス・アプリを運営している企業を中心に選定を始めていきました。
ここで誤解してほしくないのは、SIerに所属して出向して頑張っている方々や受託開発を否定もしていません。 私自身が進みたい道を選んだというだけです。
次は何するのか
国内の企業に色々話を聞いたり、エージェントからの紹介、直接お声掛けなどありましたが私のワークスタイルを入社時点から認めてくれる企業はまだまだ少ないのが現状でした。
募集要項にリモートワーク 可 もしくは 制度ありと言っても、
- 数年東京で勤務した後
- (東京に住んでいる前提で)週に何日か
- 台風を始めとする気候条件や天災などが理由
というもので、生活拠点を変えるつもりもなく子供がまだ小さく手のかかる状況でたとえ大手だったとしても数年行くのは許容できないなと思いました。
その中でも私のワークスタイルを認めてくれて、現在のスキルセットを生かして、サービスのさらなる成長に貢献したく、Chatwork株式会社へジョインしました。
Chatworkは個人的にもユーザでしたし、モンスター・ラボでも利用していました。技術的にもAWS関連のイベントでも登壇を拝見したりスライドを見ていたりAWSをフルに活用している企業であることは知っていまいた。
それに、Chatworkのようなツールはまさに私のようなワークスタイルの方が使うツールであり、そのツールが安定でより便利に使えるようにすることにコミットしたいと思えました。
これからは、SREとしてサービスの基盤を支えながらサービスがより成長するための役割を担っていきたいと思います。
今後カンファレンスなどでも登壇機会があればぜひやりたいですし、無理のない範囲でOSS活動や執筆とかもチャレンジしてみたいです。
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