Androidの会 鹿児島支部勉強会に参加してきました。
どうも、引越し先のネット工事を依頼したが直前で電気開始通知連絡を忘れていたことに気がついたニイヌマ(@twinuma)です。
前回の記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、久しぶりにAndroidの会勉強会へ参加してきたのでまとめてみます。
会場及び勉強会の概要説明
会場は、ソフトプラザかごしま2Fで行いました。
今回のAgendaは、
- Corona&Kwikの紹介(日本Coronaの会 会長 山本直也さん)
- Talkspace Android版について(株式会社freep 高橋さん)
Corona&Kwikの紹介
Andoridの会なのに「なぜ、Coronaの話をするか」というと『CoronaSDKでコーディングすると、iOSとAndroid両方で動作する』という特徴を持っているからでした。
Coronaについての説明にはじまり、CoronaSDKで作成された国内外のアプリについてデモを交えながら説明して頂きました。
私が気になったアプリは、「Hideout」です。これは海外向けのアプリですが、教育アプリで子供が正しい発音を学びながら見て触って楽しいアプリです。
続いて、Kwikについての説明にはじまりデモを行なって頂きました。
CoronaSDKで作成されたPhotoshopプラグインであるKwik。簡単にアニメーションを作成することができる便利なツールでした。電子書籍や企業のパンフレットをKwikを使って、アニメーションを用いると興味を持ってくれそうだと思いました。
ちなみに、山本さんからこれ頂きました。金髪の女性はどこかで見た気がする・・・
Talkspace Android版について
「株式会社freep」は、鹿児島大学の学生ベンチャー企業です。
プレイクスルーキャンプ 2012 Summerというアプリコンテストで発表した「Talkspace」が3位を受賞し、IMJから出資を受け設立をしました。現在6名のメンバーに加え、アドバイザーとして鹿児島大学の教授も参加しています。
こちらにコンテストの記事がありました。
上記の記事にもある通り、freepの立ち上げメンバーは工学系ではなくプログラミング経験もなかったので、ひとつの言語で2つのプラットフォーム上で動作するCoronaを採用したそうです。
Talkspaceについては、「音声でのコミュニケーション」に特化しており現在iOS版がリリースされまもなくAndoroid版もリリースされます。また6月以降にはWeb版も予定しているそうです。
高橋さんによる、freepやTalkspaceについての説明に始まりこれまでの開発の中での苦労話などを聞くことができました。中でも一番盛り上がったのは、「トークスペース」というそれぞれのカテゴリがあってその中でコミュニケーションを楽しむのですが、デモ画面の中で『おすすめのAV女優教えて!!』っていうとこで皆歓喜。
アドバイザーである鹿児島大学 小田教授からは、Talkspaceのインフラ周りについての説明がありました。
やはり仕様上、大量の音声ファイルを保存かつ音声合成やエフェクトをするところが一番のネックになっているそう。Talkspaceでは大量の音声ファイルを扱うためOpenStak Swiftを採用し、ファイルについてはGlusterFSを使用しているそうです。
現在ではすべてをクラウド上で動作させているわけではないですが、クラウドとオンプレミスを上手く組み合わせる事で安定稼働をさせているということでした。現在はさくらのVPSを利用しているそうです。JAWS-UG鹿児島支部長としては、そこをAWSで!!!って言いたくなりました。
インフラ大好きな私としては、もっとここらへんのお話を聞きたいし学びたいと思いました。
まとめ
久しぶりに主催者以外の勉強会へ参加してみましたが、色んな方との出会いや知識の共有をすることができ懇親会も和気あいあい(途中ブログでは書けないような危険な発言が飛び交いましたが)楽しい時間を過ごすことができました。
主催者の野崎さん、今回の講師である山本さん、Freepの高橋さん、鹿児島大学 小田教授、誠にありがとうございました。次はAWS勉強会のターンかな!?